インターネット誕生30周年

インターネットの発達 
ソース: Pixabay

テクノロジーの活用

今年でインターネット誕生から30周年を迎えました。近年ではインターネット、ウェブサイトを使用したビジネスが産業の大きな担い手となっています。Webテクノロジーの発展に伴い、現在、リモート間での仕事だけでなく、動画や音楽のストリーミングやオンラインカジノといった娯楽サービス、メッセンジャーなどのソーシャルネットワークも充実しています。

インターネットおよびウェブサイト誕生の歴史

インターネットの誕生は、1980年代にTCP/IPで ARPANETのほか世界の研究機関ネットワークなどが相互接続を進めたことが背景にあります。それまで相互接続ネットワーク ( Internetwork ) の略語であった " Internet(s) " が、世界にひとつの " (The) Internet " に拡大したのがインターネットの誕生です。一方、ウェブサイトの誕生は、欧州原子核研究機構 CERNに勤めていたティム・バーナーズ=リが開発しました。1990年には、バーナーズ=リ氏は、HTMLや最初のWebサーバを完成させ、仕事場に最初にウェブサーバを立ち上げました。1993年4月30日には、欧州原子核研究機構 CERNが、普及しつつあったWWW について、接続規格文書やソフトウェアが誰でも自由に使えるパブリックドメインにすることを認めました。

ソース: Frankieleon

インターネットおよびウェブサイトが生む危機

現代の私たちの生活はウェブによって支えられています。しかし、ウェブの初の開発者であるバーナーズ=リ氏は、人々がウェブによって人間の根本的なルーツを忘れる危機に遭遇していると述べています。ウェブによって様々な情報が交換されることで利点もありますが、本来心配しなくても良いような他人の問題に頭を悩まさなければならないリスクがあるということです。

インターネットの将来

誕生から30周年を迎えましたが、今後の30年では良い見通しが立っていないようです。その理由としては、web上でのハッキング、ハラスメント、クリックベイト、などなどネガティブな事例が年々増加していることです。今後、どのような発展を遂げるかは誰にも分かりませんが、良し悪し関係なくこれまで以上に私たちの生活になくてはならない存在になりそうです。

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