オンラインカジノ ジャックポットでは味わえない!スペースXのドラゴン打ち上げ!

管制室こそ宇宙船の手綱を握っているのだ。 ソース: Pixabay
新型コロナウィルス問題にようやく光が指してきた5月終盤。オンラインカジノ ジャックポットで遊んで自粛期間を乗り越えた人もいるだろう。依然として国内だけでなく、世界中でも感染は広がっているが、各国は徐々に経済活動を再開させている。
そして、そんな暗いムードが漂う2020年に、久しぶりに明るいニュースが飛び込んできた。アメリカの民間宇宙開発事業「スペースX」が有人宇宙飛行船の発射に成功し、無事に宇宙ステーションまで宇宙飛行士2名を送り届けた。
スペースXはいったい今までの宇宙開発事業とは一体何が違うのだろうか。詳しく見ていこう。
スペースXの社長、イーロン・マスクって?
つい最近になってニュースを騒がせているスペースX。
2018年には大手通販サイト「ZOZO」の前澤友作社長(当時)を2023年に月旅行へ連れて行くことで日本でも大きな話題を読んだことは、記憶に新しいだろう。
もし前澤友作氏の月旅行が成功したとすると、なんと1976年のアポロ着陸以来、半世紀ぶりの有人月面着陸となるそうだ。完全に蛇足だが、前澤友作氏が月面につれて行く「人生のパートナー」をネット上で募集したことも、オンラインカジノ おすすめのようにかなりの話題を集めた(あまりにも応募が殺到して中止)。
さて、話をスペースXに戻そう。
スペースXは2000年代初頭、当時流行りだったスペースベンチャー企業の一つとして実業家「イーロン・マスク」によって起業された。イーロン・マスクは南アフリカ出身の天才プログラマーとして知られ、若くして黎明期の電子決済サービス「PayPal」を立ち上げたことでも知られている。実際、スペースXはPayPalから得られた資金を投入して作られた。
また、同時期には電気自動車メーカー「テスラ」に出資をしており、同社の大株主かつCEOも努めている。なんだか経歴が大変なことになっているが、とにかく多角的に事業を行っている人物なのだ。
スペースXの何がすごいの?
実は、民間宇宙開発事業という事業自体はそこまで珍しいものではない。本場のアメリカには数十社あるし、日本でもホリエモンこと「堀江貴文」がCEOを務めるインターステラテクノロジズ株式会社もある。
その中でもスペースXの突出している点は、やはりその圧倒的なコストの安さだ。2018年に打ち上げに成功した「ファルコン・ヘビィ」はその名の通り、当時世界最大の機体だった。ファルコン・ヘビィに積まれていたのはイーロン・マスクの愛車「テスラ・ロードスター」で、最終的には地球の周りをぐるぐると回り続ける衛星となった。

ファルコン・ヘビィの価格は100億円から160億円ほどと言われており、これはアメリカ合衆国が保有する最大の打ち上げ能力を持つ「デルタ4・ヘビィ」400億円と比べてもわずか3分の1ほど。
また、それでいて性能を犠牲にしているわけでもない。それどころか、値段が3倍近い「デルタ4・ヘビィ」の3倍の打ち上げ能力を保有しているのだ。つまり、コストパフォーマンスの面から言うと、デルタ4・ヘビィの9倍近くお得な宇宙船がスペースXの「ファルコン・ヘビィ」なのだ。
まあ、いくら価格が安いとはいっても、オンラインカジノで数十回はジャックポットを当てないと、個人では無理な事業であることがよく分かるだろう・・・
ロケットを再使用でコスパ最強?!
ファルコン・ヘビィがなぜこんなに価格を安く抑えられたのかというのには秘密がある。ファルコン・ヘビィはスペースXの主力宇宙船「ファルコン9」を3機合体させて作られたものだからだ。
そして、ベースとなったファルコン9の大きな特徴が「再利用が可能」というところ。宇宙船というのは強度の問題もあり基本的には使い捨てが多い。アポロなどもこのタイプだ。
スペースシャトルは滑走路などに着陸することで複数回の使用が可能で経済的だ。しかし、ファルコン9は滑走路には着陸しない。期待を逆噴射させることで着陸するという、さながら映画のような手段を取る。そして、この再利用可能という特徴はファルコン・ヘビィでも再現されており、再利用が可能なのだ。
また、ファルコン・ヘビィに使われたファルコン9のうち、2機は再利用によるもの。そして、ファルコン・ヘビィの打ち上げでも無事に着陸に成功し回収されたのだ。なんだかオンラインカジノでSFがテーマのスロットを遊んでいるみたいだ…
あくまでもこれは2018年に打ち上げられた無人船ファルコン・ヘビィの話。それでは、つい先日打ち上げられた「クルードラゴン」の話に移ろう。
ついに宇宙飛行士を乗せて…クルードラゴンとは?!
日本時間の5月31日、アメリカ州フロリダからスペースXの宇宙船「クルードラゴン」が打ち上げられた。乗組員はアメリカ人宇宙飛行士二人。
今回の打ち上げ花火NASAが民間の宇宙事業を支援する取り組みの一つで、クルードラゴンの最終試験でもある。今回の試験が無事に終了することでクルードラゴンは正式に運用される予定で、その第一号機にはなんと日本人宇宙飛行士「野口聡一」が登場する予定なのだ。
クルードラゴンの今回の任務は二人の宇宙飛行士を宇宙ステーションまで運ぶこと。民間機による宇宙ステーションへの輸送は史上初であり、また、アメリカから発射された宇宙船が宇宙飛行士をステーションまで運ぶのはおよそ9年ぶり。すべてが規格外の作戦が「クルードラゴン」なのだ。
このクルードラゴンが打ち上げられるまでには長い道のりがあった。イーロン・マスクが愛車を宇宙に送るのとはわけが違う、なにせ生きた人間を運ぶだけあり、ありとあらゆる安全策を考慮しなければならない。
また、無人船は基本的に完全自動操縦だが、有人宇宙船はそれに加え手動操作も求められること、ミッションによって宇宙船の仕様を変更しなければならないなど、最高水準が求められるのだ。スペースXも、2015年から何度も何度も試験飛行を繰り返し、ようやくISSへの発射にこぎつけたのだ。
スペースXの執念、そして成功
アメリカはこれまで、有人宇宙飛行をすべてスペースシャトルで行っていた。とはいっても、81年と86年に2回、空中爆発事故を起こしており、欠陥機なのではないのか、という声によって一時は運用停止となった。
その後のアメリカ政府の動きはこうだ。スペースXを含め、2000年代初頭から雨後の竹の子の如く生まれた民間宇宙開発事業を競わせ、NASAの監修の元、あくまでも民間ベースの宇宙船での宇宙開発を目指したのだ。この手法の最も大きな利益は、なんといってもコスト面だ。
NASA、ようするにアメリカ政府はあくまでも技術提供、監修程度であり、資金の大多数はスペースXが自ら提供している。
そんな競争を勝ち抜いたスペースXは2002年創業だが、そのわずか2年後にはロケットエンジンの燃焼を成功させている。なぜここまで早く結果を出せたのかというと、アポロに実際に使われていたインジェクターを開発していた会社の社員などを積極的にヘッドハンティング、短期でドリームチームを作り上げることに成功したのだ。
イーロン・マスクは学生時代、人類の進歩に貢献するものは「インターネット」、「クリーンエネルギー」そして「宇宙」と語っていた。オンラインカジノ おすすめはないのか…
冗談はさておき、これからも、彼のチームは野心的に宇宙を目指し続けるだろう。いつしかクルードラゴンに乗って気軽に宇宙に行ける日が来るのか、期待が高まる。