ディーラーとして働くのってどんな感じ?

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カジノが日本でも合法化となって久しい。正式にオープンこそしてないが、日本の市場に興味を示している大手運営会社も少なくはないし、出資者さえ決まってしまえば、明日にでもオープンしてしまいそうだ。
そんなカジノに必要不可欠なのはそこで働くディーラーだ。寡黙で、いかにもプロフェッショナルな印象を受けるが、そんなディーターたちは一体どんな仕事を、どれだけの給料で、どんな経緯でやっているのか気になっている人は多いだろう。今日はそんなディーラーたちの裏事情についてお話しよう。
ディーラーの始め方
大前提として、ディーラーとはカジノでポーカーやブラックジャックなどの様々なゲームで進行役を務める仕事だ。カジノに行ったことがなくても、映画などでチップを配っていたり、ルーレットを回すスーツを着た人物を見たことがあるだろう。
ベテランディーラーのジャクアイ・テリー氏によれば、採用されてから3ヶ月間のトレーニングを行うそうだ。「チップの扱い方はその中で一番最初に学ぶことだ。「正しく」チップを扱うと、手が荒れてしまう。すぐになれるけどね」と氏は語る。
次に学ぶことはルーレットとブラックジャックの進行の仕方。ルーレットも、トランプの配り方、切り方も、技術が必要で、一筋縄ではいかない。ミス無くこなせるようになると、テーブルを任され、一年間は見習いとして過ごす。
氏は、ディーラーの仕事をしたいのなら、求人広告には乗っていないことが多いので、カジノに直接聞くのが一番いいと語った。大抵のカジノでは未経験者でもトレーニングを行って採用に至るそうだ。

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ディーラーの特権とお給料
ディーラーの特権、それは経験さえ積めば豪華クルーザー内の仕事を得て、世界中を旅しながら、同時に給料を得ることだ。もちろん部屋は客のものより随分ランクは下がるが、それでも大抵の場合は家賃も食事代もクルーザー持ちだそうだ。
気になる給料だが、見習い期間は日本円で250万円前後、マネージャーにまでなると年収は600万円。これはチップを含んでいない額のため、太っ腹な客がいればそれだけで稼ぎは相当なものになる。
皆さんもカジノの日本進出に合わせて、数字に自信があるのなら、ディーラーを目指してみてはいかがだろうか。